No.7 | 2007年2月7日(水) 水沢会場 参加者14名 2回目の水沢(奥州市)でした。
スタッフの他、経験された方4名。奥州市・北上市の助産師さん5名、奥州市保健師さん2名が参加。盛岡では託児を設けていませんがここでは保健センターのご協力を得て託児の部屋を設けました。
経験された4名のうち3名は託児を利用。
4人目のお子さまをお空にかえした方は友人からの「3人いるからいいじゃない」という言葉に傷ついたとお話くださいました。他にいるからいいのではなく、星になった子が大切なのです。
一方で「なんて声をかけていいか分からないけれどとにかく心配だから電話をした」というお友達の言葉に助けられた経験の方もいました。
またまた時間が足りないくらいたくさんの事が話されましたが、一番話がはずんでいたのは会終了後だったかな。
また、今後の奥州市の助産師さんと保健師さんの連携が期待できる会となりました。 |
No.6 | 2007年1月20日(土) 参加者11名 真冬だというのに雪が少ないことが幸いにも当時のことと結びつく時間を減らしている。そう語ったかたが会に参加して1年になります。
雪が積もったらどんな思いになるだろうか・・風景と当時を思いめぐらす気持ちを語ってくださいました。「私は本当に心から友人の妊娠出産をおめでとうといったことがあろうだろうか」その言葉に皆がうなづいた瞬間がありました。心のそこにある本当の思いを正直に語れる場所が必要なのだと思います。
ご主人との気持ちのズレについても話が及びました。各々の感じ方は違うかもしれないけれど、どこか共通する思いの方と出会うかもしれないのが、この会の特徴です。
誰もが参加できるそんな会にしたいねと話し、会は終了しました。 |
No.5 | 2006年11月11日(土) 参加者12名 今年最後のお話し会。初めての方、お久しぶりの方が集い、温かな時間を過ごしました。
今回も、たくさんのお話をしましたが、特にだんなさまの思い、周りからの言葉などについて、いろいろとお話することができました。
「今思えば、夫はなくしてすぐに仕事を再開。つらかっただろうな」、「自分がまだまだ悲しんでいること、夫には言えない」、「自分の思い、いつも夫にぶつけてる(笑)」…。大切な存在だからこそ、思いを分け合いたかったり、求めすぎたり。
「お星さまになった子どもが本当の夫婦にしてくれたような気がする…」。重い言葉だなとしみじみと聞かせていただきました。
また今回も2名の医療者が参加。涙を流してお話を聞いてくださりました。現場でのケアがさらに少しでも温かいものになること、期待したいと思います。 |
No.4 | 2006年9月2日(土) 参加者9名 13回目のお話し会。今月のカレンダーには、お誕生日を迎える何名かのお星さまたちのかわいいお名前が書いてありました。あの季節を体が覚えてて…。何回季節が過ぎても、想いは尽きないとあらためて感じました。また今回、初めて参加してくださった方のお話には、みんなで涙。時が経つとなくした子の話をする機会がなくなるとのお話にもみんなでうなづきました。思う存分、誰にも気兼ねすることなくお子さまを想う時間。今回も暖かなやさしい時間を過ごすことができたと感じました。それから今回は、日ごろ、ちいさなお子さまを一生懸命、看護している医療者の方々もご参加くださいました。悲しみに寄り添っていきたいと想ってくださる医療者の存在、本当にうれしいとのことです。今回のお話し会のことが医療現場に活かされることを願うばかりです。 |
No.3 | 2006年8月3日(木) 水沢会場 参加者7名
盛岡を飛び出して、県南 奥州市での初めての開催。実は、参加者の中から希望があって実現したこと。盛岡から1名、奥州市から1名の参加。二人は出会うべくしてであったように感じました。奥州市から初めて参加された方は、義母に抱きしめられたこと、家族に優しい言葉をかけられ、とてもうれしかったことなどをお話くださいました。盛岡から参加された方も、なくなった赤ちゃんが生まれてくるとき、とても幸せな気持ちになったと以前お話しくださった方でした。たとえ残念な結果だったとしてもご主人や家族と静かな暖かい空間があったことを経験していた二人は、時間を経つのも忘れ語りあっていました。お星さまになった2人の赤ちゃんがお母さんたちを友達にさせてくれたのかな。また、今回は保健師さんがはじめて参加してくださいました。病院に帰ってからの家族を支える力になってくれると信じています。 |
No.2 | 2006年7月8日(土) 参加者13名 新しいオルゴールCDの音のもと、11回目のお話し会が始まりました。「子どもたちは自分のいのちのはかなさを知りつつも、私たち親を選んできてくれた…」、今回もこのことが再認識された会でした。ちいさなお星さまたちが部屋に集まってきてくれて、思い思いに遊んでいてくれたらいいなと思いました。また会に参加くださっている方が先日、看護学生に体験談をお話くださいました。その様子や学生さんのまっすぐな反応をご紹介いただき、一同、嬉しい気持ちになりました。さらに横浜で開催された第9回SIDS国際会議の様子も報告させていただきました。特に天使のブティックさんが製作されている小さなサイズのお洋服やお帽子、おくるみは、皆さんが手にとってため息。「こういうものを着せたかったな」「家にもって帰って見せたいな」ママのつぶやき。岩手県内の病院でも活用されることを祈るばかりです |
No.1 | 2006年5月20日(土) 参加者8名 新緑や、小さな花たちに彩られたきれいなせせらぎが見える会場で会は始まりました。今年度は場所を変えてこの会場で開催します。これからあと1年どんな景色を私たちに見せてくれるのでしょう。
「この会は星になった子どもたちのPTAの集まりだと思って来ている」そんな言葉がありました。確かに、今年から部屋に飾ってあるカレンダーの日付のところには、それぞれのお子さまの記念日が記されてあります。たくさんのお子さまたちの親がここに集い、語りあっています。いい表現だなあと思って聞きました。またこんな事も話されました。流産した子についてはどう思ってる?そんな問いかけに対して、「空に向かって息をいっぱい吸い込み、星になった子どもたちを自分の体に取り入れるようにしている」「どんな方法であれ、自分の思う方法で思ってあげればいいのだと思う」。優しい時間が流れたひとときでした |