ちいさなお星さまの会とは?「ちいさなお星さまの会」は、流産・死産を経験したり、新生児をなくした方々が集う会です。 お子さまをなくされた時の気持ちや、体験されたこと、皆さんに聞いて欲しいことなどを自由に話し合います。また、他の方のお話を聞くだけでも結構です。 お茶を飲みながら、ゆったりとした雰囲気で行います。
お星さまになったお子さまへの思いを、互いに話し合える、そんな時間を持ちたいと思います。
活動内容 お子さまをなくされたご家族が集まって想いを語りあう場「お話会」の運営とみなさまの声を医療者に届ける「医療者向け勉強会」の開催を行っています。 ご家族の心の支援と同時にご家族が関わる医療者の優しい看護を目指して活動しています。また何らかのかたちで地域に発信することにより、家でも病院でも地域でも今以上の辛さを味わうことなく生活できる、そんな環境になることを願っています。 立ち上げまでの経緯2002年、誕生死という本が出版されました。それを読んだ私たちはあふれてくる涙を止めることができませんでした。産科に携わる者として、何か見失ってきたのではないだろうか、悲しみの淵にたたされた方々に十分よりそってこなかったのではないか、そんな思いが頭をかけめぐりました。 2003年、岩手県内の助産師を対象にアンケート調査を行いました。その結果、助産師・看護師の多くが、いったいどうしたらよいのか、どんなケアができるのかと悩みながら看護を行っていたことがわかりました。
そしてますます、これまで十分なケアができなかった後悔も含め、辛い思いをされた方々の少しでもお役にたてることがしたい、そう願うようになりました。 2004年、ついに私たちは決意しました。他県には辛い思いをされた方々が集まり、話し合える場があります。しかし岩手にはまだありませんでした。だれかが始めなければ何も始まらない。その思いが一つになりました。 現在・・会に参加して下さったたくさんのお星さまのお母さま方に支えていただいています。
立ち上げに関わった医療者と子どもをお空にかえしたご家族の方々とこの会を運営しています。 私たちは決してみなさまの前を歩いてはいません。けれど後ろで背中を押しているわけでもありません。みなさまのお気持ちと、ともに旅をしたいと思っています。 お星さまになったお子さまへの思いを、同じ思いをされた方々と話し合える、そんな場にしたいと思っています。
対象流産・死産あるいは新生児をなくされた経験のあるお母さま、お父さま お申し込みや連絡先などはこちらをご覧下さい。
※託児を希望される方は申し込み時にご連絡下さい。 参加された方の感想★ いっぱい泣けて、泣いて、すごく気持ちが軽くなりました。
こんな私にも未来があるのかなぁと、少しだけ前を向けるような気持ちです。 ★ 話せないでいたことを少しでも話すことができてよかったと思います。感情の浮き沈
み、さまざまな考えが頭をめぐって、一生かかってもすっきりまとまることはないと
思っていますが、このような場で話したり、お話を聞いたりすることで、これまでよ
りも少し糸のもつれがゆるくなった気がします。 ★ 昨年、〇月に参加してから自分と向き合うことにこわいと感じながらも、向き合うこ
とを諦めずに過ごしてきました。今は過去の経験を責めずに、未来に向かって歩いて
います。 ★ 今回、初めて参加してみて、いろんな症状や過程でお子さまを亡くされて、それぞれ
に思いがあって、いまだにまだ立ち直れない方もいて、今すぐに元気になったり、急
いでがんばらなくてもいいのかなと少し気持ちが楽になりました。たくさん泣いて、
みなさんのお話を聞けてよかったです。これからもまだまだつらいと思いますが、あ
せらずゆっくり進もうと思いました。〇〇のためにもまた来たいです。あと、この会
をきっかけに、主人の気持ちをきちんと聞くことがきてよかったです。
スタッフ紹介われわれお星さまの会のスタッフを紹介します。
どうぞよろしくお願いいたします。
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